まちかどベストチョイス! おすすめ情報

中山台ニュータウン動物病院


◆☆仔犬スクール毎月開催


デンタルチェック
・1歳未満〜
 1回/月 生えかわりのチェックや歯並びのチェックを受けましょう!!
・1歳以上
 1回/年 歯周炎などのチェックを受けましょう。
※歯の診察と教室はTELにて要予約
夜間・救急・年末年始などの場合

夜間動物病院北摂診療所
箕面市船場東2-3-55 岡嶋ビル1F
21:00〜2:00 年中無休
(当院院長も参加しています)
TEL072・730・2199
必ずお電話の上、ご来院ください。


わんにゃんドクター              
獣医師・ドッグインストラクター太田さんによる、
わんちゃん・にゃんちゃん向けのコラムです。



   このコラムを通じて時々質問を頂くようになりました。私も飼い主さんに的確な説明ができているか反省の日々ですが、質問の多くに感じるのが“獣医師とのコミュニケーション不足”。例えば「●医院で血液検査を受け、その後白い薬をもらっても良くなりませんがこのまま様子を見ても?」などの質問が。診断には『見る・触る・飼い主さんから状態を聞く』が絶対必要なので、残念ながらこれらには「かかりつけの先生にもう一度今後についてお聞きください」とお答えすることがほとんどです。
  人間だと検査センターなどで全て検査し診断するのも可能ですが、動物の場合はほとんどの検査を私達がかかりきりで行う上、麻酔が必要なケースもあり、体の負担や費用なども考えると、必要最低限の検査で最善の治療を行うのが大切だと思っています。ですから飼い主さんのお話を元に診察のポイントを絞り、視診、触診を行います。経過報告も今後の治療や検査を考える上で欠かせない要素です。どんな良薬や治療も個々に合うかは経過や反応を見ないと分かりません。「よく効くのは薬が強いからと思い量を半分に」や「吐くので薬を止める」などの自己判断は絶対に止めてください。私もつい「変わったことがあればまた診せてください」と言ってしまうこともありますがそれよりも「■日後・▲ヵ月後もう一度診せてくださいね」など飼い主さんと共に変わったことがないかをチェックする大切さを感じています。
  ペットは獣医師の力だけでなく飼い主さんとの良い連携プレーがないと絶対に治せません。治療には検査と同じ位人の目(飼い主さんと獣医師)が大切です。例えば歯の治療を繰り返すうちに、飼い主さんの観察力が増し、私たちもびっくりするほど早く変化を教えてくれた方もいるほどです。獣医師が飼い主さんの知識と観察力を増す力添えをさせて頂くこともペットの健康を守る連携プレーに欠かせないのではないかと考えています。


動物の先端医療と東洋医学

 当院も開院15年近くなり、当初仔犬や子猫だった子たちも、今では白髪がちらほらする時期を迎えます。我が子同然のペットを、例え高齢の20歳で亡くしても、飼い主の私たちにとって、子供を亡くす気持ちとなんら変わり無く「食べられて、苦しまない間は出来るだけ長く側にいてほしい」と願う思いがあるでしょう。テレビや雑誌等で見るCTやMRI等の特殊な検査や、歯科治療、動物のアトピー検査、腎移植等、昔は興味本位で見聞された方もいるかもしれませんが、当院でも紹介制度によりCT等の検査や専門的な放射線、眼科、歯科等の治療を受けて来られる方も多くなりました。院内でも普段から血液・尿検査、X線検査はもとより、腫瘍の細胞検査、歯科検診、内視鏡や超音波検査も行っています。ただ無症状の子に、健康診断しましょうと申しましても、何かのついでに血液や尿検査だけというのが多いのも事実です。
 しかし最近、もっと適確に健康診断を勧めるべきと悔やむ事がありました。1匹の中年のワンちゃんが、予防注射で来院の際に、以前と違う感じを受けた為X線検査を行った所、お腹に大きな塊が見えました。専門機関でCT検査等を受けると、抗がん剤も放射線治療もできない末期癌でした。飼い主さんが感じていた事は、最近長時間歩くのを嫌がるだけで、年齢のせいと思われていたそう。「先生、毎年血液検査していたのに癌が判らなかったの?」と聞かれた時は無理と判っていても、申し訳ない思いで一杯でした。
 その後してあげられたのは、最近当院で取り入れている東洋医学の漢方や鍼灸でした。動物に施す東洋医学は、自覚症状を訴えられないからこそ正確な確定診断が必用。それを実施するにも、普段から体のどこでも喜んで触らせるようなしつけが大切です。それにより私達獣医師の診療の基本の触る・診るや必用な検査も行え、飼い主さんにもより良い治療にもっと参加頂けると考えています。


知識のワクチン!

 皆さんは“人獣共通感染症”をご存じですか? 言葉の通り、人から動物、動物から人へ行く感染症で、身近な例は今予防シーズンの狂犬病。日本では1957年以降発生していませんが、隣国の中国や韓国では発見されているので気を抜けません。犬からだけでなくキツネ、アライグマ、猫、コウモリなど感染源は様々なので、特に海外に行く方などは注意が必要です。また、犬や猫のお腹の寄生虫の回虫なども同様で「砂場で遊んだ後は必ず手を洗うように」と聞いたこともあるのでは。ただ、公園の砂場で遊ぶ子どもとそうでない子で感染率にほとんど差が無かった最新のデータもあり、むしろ飼っているペットなどのお腹の寄生虫やノミ・ダニなどがいないかをチェックしたり、足や体を洗う事の方が重要。フィラリア予防薬を飲ませるだけで3種の腸内寄生虫の予防駆除ができるのもあります。ワクチンだけでなく年に1回は検便をしたり、散歩の後に足を洗うなどで衛生を保ちましょう。
  私が子どもの頃飼っていた犬は「犬が子どもへ回虫症を…」などと新聞に出たことにより心配した両親が手放しました。もしその時、獣医師に相談して確実な情報を得ていたらそうならなかったでしょう。実際、犬や猫から感染する病気のほとんどは手洗いやうがいで予防できます。正しい情報を持つことで過剰に怖がったり、悲惨なケースなどは防げます。疑問や質問が出てきた場合はお電話ではなく、検便などを持って必ず診察を受けるようにしてください。また、検疫のないペットや野生動物、野鳥には気をつけたほうが良いでしょう。
  ペットを飼うことにより家中の衛生観念が高まり、動物からだけでなく人同士の感染症も防ぐことにつながると良いなといつも思っています。1〜2歳ぐらいまでに犬や猫を飼ったことがある幼児は将来アレルギー性疾患にかかりにくいといった嬉しい結果もでていますヨ。


どこでも触れるようにPART.2
 前号でワンちゃんの抱っこの練習法を始め、体の触り方や病院への慣らせ方などもお話ししましたが、皆さん練習して頂けましたか? まだ1カ月なので、上手にできなくても諦めないでくださいネ。性格の違いや経験量の差で、慣れるまでは嫌がってからの期間位かかることもあるのであせらず頑張ってください。また、咬んで必要な処置ができない子は事前にバスケット型の口輪に慣らす方法もあります。最初はそれを見せることからスタートし、はめられている時は必ず楽しいこと(ご褒美や散歩など)があるという風に覚えさせてください。どこでも触れてこそできる様々な治療。うなったり、咬んで触られないで済むと学習する前に咬めない状態を作る必要がある場合もあります。
  特に猫は移動用のネットかケージに慣らすのも大切です。また、絶対に怒らず、興奮させない気配りが必要。例えば、痛がらない程度で頭を突付いて気を散らすと猫をほとんど持たずに注射などができることも多いです。全てのペットに言えることですが、力で制そうとすると動物は倍以上の力で反発します。動物が人の意志をくんで、リラックスして従ってもらえるようにするのが目標ですよ。
  昔、ある飼い主の方に言われたことがありました。「先生は痛い注射ばかりするから○○ちゃんも病院嫌いになるのヨネ」って。「恐い体験だけで終わらせない為には飼い主の方の協力もかかせない」
と考え、10年位前から動物行動学に基づいたしつけの情報を飼い主さんにお知らせするようにしてきました。今ではリラックスして通院してくれる子たちも増えました。少しでも多くの飼い主さんの“ホントかな? よし、やってみよう”と思う気持ちが動物たちを変えるチャンスです。


リラックスして病院へ

   間もなくフィラリアや狂犬病などの予防の季節。日本犬などをはじめ抱かれるのが苦手なワンちゃんにとって春は少し気の重い季節かもしれませんね。でも予防の春までまだ少し時間があります。年齢は気にしないで、家庭で“抱っこの練習”から始めてください。最初は苦手な場所を触ることから、そして屈んで首の下とお尻に手を回すことができるように。次は少し抱き上げて診察台位の高い台に乗れるように。ポイントは、嫌がって暴れる時に、決して怒ったりせず大人しくできた時こそ誉めたり、ご褒美のおやつをあげることです。また、病院に近づいたり、景色が見えるだけで嫌がる子もいるでしょう。そんな子の場合は、病院を散歩コースにしたり、用がなくても病院に来てみてください!当院では「慣らしています」と一言かけて下さればスタッフがおやつをあげていますヨ。病院の前に来ることからスタートしてもOKです。治療で病院に行く本番の時はその子の一番大好きなおやつ持って来てあげてください。犬は学習能力が高い動物なので、病院に行くことを“痛い(失敗経験)”で終わらせないことが大切です。
  体をどこでも触らせることや病院に慣れるのはとても大事なことです。このことは飼い主さんなしでは出来ない仕事。「抱っこ」や「普段のようにリラックスした状態で診察が受けられる」「どんな所でも飼い主さんには触らせる」などができると緊急時や介護が必要になったときも便利です。普段から触りすぎず、必要な時だけ触り、しっかり誉めてください。リーダーである飼い主の方がリラックスすると、犬も安心するので、診察台でおやつなどを食べられる位を目標に頑張ってください。
  加えて、猫さんなどは、いつも通院に使うキャリー(洗たく用ネットがおススメ)を、診察日以外も常時出して慣らせておくと緊急時にも役立ちますヨ。





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お隣に引越しました。


Q&Aコーナー
皆様から頂いたご質問の一例を掲載します。

Q1:1歳過ぎのゴールデンハムスターを飼っています。最近、下痢がひどく薬を飲ませてもなかなか治りません。名前は忘れましたが、病院で便の中に虫がいると言われました。一週間経っても治らず再度病院へ行きましたが、くしゃみもよくしていた影響で治りが遅いのではと診断されました。結果、薬の量を一滴増やすことに。でも今も下痢が続いています。普段と同じ量のニンジンとハムスターフードを食べさせています。運動量は少し落ちました。どうしたらいいのでしょうか。

A1:寿命が3才のハムスターにしては、一番元気な時なので心配ですね。ハムスターも、私たちと同じ肝臓や腎臓、胆のうetcを持っています。あまり一般的ではありませんが、血液検査やレントゲン検査も行われることもあります。検査をされ、寄生虫がいるということですが、先生ともう少しコミュニケーションをとられて、治療で反応をみている所だと思われますので「どの位の期間治らなくても様子を見られるのか」「他に何か考えられるのか」、もちろん「何の虫なのか」をもう一度お聞きになって下さい。まだまだ人や犬、猫と違い検査も難しく、解明されていない病気も多いので、獣医師と共に「ハムちゃんの病気を治してるんだ!!」という感じになって下さればうれしいかなと思います。


Q2:5歳のシェルティーがドッグフードを全く食べなくなり、近所の獣医さんに診て頂くと「食欲増進剤を」ということでステロイド剤を頂きました。飲ませたときは食欲はあったのですが、すぐに全く食べなくなり、数回繰り返した後おかしく思ったので別の獣医さんに行くと、エコーと血液検査の結果から「腎不全」と診断されました。
それ以降2週間静脈からの点滴と皮下への点滴、お尻への注射を毎日続けてきました。でも余り変化が無く、16キロあった体重も今では10キロほどになり、よたよた状態です。ステロイドの注射で少しづつかまぼこや肉、カステラなどを口にしますが、目に見える改善がなく、もう通院をやめようかと家族で話しているところです。でも、見捨てるわけには行かないので、悩んでいます。ステロイドを服用しながらでも食べ続けるのであれば、自宅で面倒をみていてもよいのでしょうか。通院で妻も疲れてきたようで、経済面も考えればなかなか続けることは困難に思いますが、このまま少しづつでも食物を口にするようだと、だんだん以前の健康な状態に戻るのではと、淡い期待をしています。ステロイドの影響からか、おしっこもよく漏らすようになっています。
腎不全が完治しないのは知っていますが、薬を服用しながら生きていけないのでしょうか。アドバイスお願いします。


A2:慢性の腎不全のようですが、原因も様々で、初期だと人間と同じく点滴で血液中の老廃物を尿へ出やすくしますが、反応が悪い場合は透析となります。腹膜透析や人工透析を行いますが、人も時間がかかるのと同様、動物では尚大変で費用もかかり、どこでも設備があるわけでなく、通院も時間がかかるでしょう。薬は点滴の補助(大切ですが)と考え、食事療法も大切な場合が多いようです。
 腎不全になると貧血や多飲多尿(おもらしetc)、食欲がなくなる、嘔吐、高血圧など様々な症状が出てきます。担当の先生と今後何をしてあげたらベストか、費用のことも含めて話し合うことが大切かと思われます。是非、今の時点の血液検査と尿検査で進行度合いを見て頂くとよいかもしれません。


Q3:最近庭に迷い込んできたウサギを飼っています。飼い方を知らないのでホームページを拝見しました。そして一つおききしたいことが・・・。最近ウサギのトイレシートを替えていると、血のような尿をしているんです!! 何かの病気なんでしょうか?それとも、生理なんでしょうか?雌・雄見分けがつかないので生理なのかどうかも分かりません。分かる範囲で教えてください。

A3:捨て犬でなく、捨てウサギさん、最近では時代の流れか、時々お聞きしますネ! でも何かの縁で家族になったのですから大切に育ててあげて下さいネ。“分かる範囲”で答えてみます。まずは、血のような尿!! 痛いときは、歯ぎしりをしたりも・・・どうですか? ウサギさんは膀胱結石や膀胱炎を起こしやすいので、まずは尿検査をすることをおすすめします(きれいなお弁当用のおしょうゆ入れなどに入れて持っていかれては? もちろんうさちゃんも連れて)。それで大丈夫だと、うさぎさんはポルフィリン尿という赤色の尿もすることがあるのでそれかもしれません。
 あとウサギはオスとメスが交尾しないと排卵しない交尾排卵なので、オスとメスを飼うとどんどん増えますが、生理の出血はありません!(ネコもなしです)


Q.“元気がない”“鼻水がたれている”などの症状が出た時、「人の薬を代用したら・・・」などの周りの声を聞くこともあるのですが本当にそれでいいのでしょうか?

A.
薬は、飲んだりして、ほとんどのものが体に入った後、ずっと残るものではありません。一定の時間がたつと、肝臓や腎臓などで代謝され、体の中から消えていくものがほとんどです。その早さは、動物の種(人・犬・猫・ウサギetc)によってまったく違います。ですから、ペットを人より体重が少ないからと「量を少なめにあげれば良い」と考えるのはとても危険なことなのです。また、人・犬・猫などには安全な薬も胃腸の働きの違いにより、ウサギなどには危険な薬もあります。
 私たち獣医師が、「珍しいペットを飼わないで頂きたい」と願うのも、飼い方だけでなく薬の代謝が研究されていないため、薬の投与量が決められず、治療が効果的にしてあげられないというのも主な理由なのです。
 よく効くから“キツイ”など自己判断をして、一日2回を1回にするのも薬の代謝を考えると、せっかくの効果があらわれません。苦くて飲ませられない時などもぜひ獣医師等に相談してください。飼い主の方と協力してペットを治してあげたいですネ。



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